畑からキッチン&カフェまで!長柄の「地産地消」をぐるっと楽しめるながら太陽ファーム
お米に野菜、くだものなど、様々な農産物が育つ長柄町。
長柄町では、町内で育った農産物を町内で食べたり買ったりして楽しむこともできます。
そんな場所のひとつが、「ながら太陽ファーム」です。
これまでもそば畑やそば店を運営してきましが、2020年7月には直売所、2021年1月からはカフェ&キッチンを新たにオープンさせました。
今回は、今注目したい長柄のグルメスポット「ながら太陽ファーム」について、2021年1月末に行われた長柄町ブランドロゴ制作ワークショップの中でのインタビューをもとにご紹介していきます。お話を聞いたのは太陽建設常務取締役の大木盛夫さんです。
こちらが大木さんです
ながら太陽ファームとは
「ながら太陽ファーム」とは、道路の舗装工事を中心に手掛ける太陽建設株式会社が長柄町の豊かな自然を未来に残すために計画した事業です。
ここで取り組まれているのは、いわゆる農業の六次化。
長柄町の中で自社や町内の農家が育てた農産物を、加工・調理して商品化しています。
大木さん:
例えば、会社で経営している”きのこランド”というきのこ栽培施設で舞茸やあわびたけ、しめじなどを育てて、それをそば店”ながら長生庵”で天せいろなどにして提供しています。そばも、店舗の裏手に広がるそば畑などで栽培したものを使っているんですよ。
香り高い舞茸の天ぷらが食べられる野菜天せいろ
また、自社で運営する飲食店で食事として食べられるのはもちろんのこと、野菜やくだものを購入したり、また観光農園でお客さん自らが農産物を収穫することもできます。
農産物が育つところから口に入るまでの一連の流れを町内で体験できる、ユニークな取り組みです。
ながら太陽ファームのホームページに掲載されている事業図
2020年には「産直広場太陽」を新規オープン。新鮮野菜や「とうぞ」がおすすめ
太陽ファームでは、2020年7月に新たに直売所「産直広場太陽」を作りました。
この直売所では、町内外の生産者が育てた農産物、また味噌やジャムなどの加工品を買うことができます。
ちょっと珍しい植物が並ぶこともあるそうです。
ホームページや店舗では生産者の紹介もしており、このお店で買う野菜・くだものには直売所ならではの美味しさがあると大木さんは話します。
大木さん:
生産者の方が心を込めて作った農産物を直接持ってきてくださるので、やっぱり新鮮です。それに、地元の方が作って持ってきていただいたものだからこそ、より一層美味しく感じられるはずです。そういう点は、スーパーで買う野菜やくだものにも負けないですね。
そんな産直広場太陽の商品を気に入って何度も足を運んでくれる方もいます。
大木さん:
お客さんから「○○が美味しかったからまた来たよ」、「今日は○○置いてないの?」と言っていただけることもあります。そういうお声をいただけるとやっぱりうれしいですね。
また、今回インタビューを行ったのは1月末のこと。同じく2020年から運営を始めた長柄町農林産物加工施設で製造する地域の伝統食「とうぞ」が店頭に並ぶ時期でした。
大木さん:
「とうぞ」というのは、味噌を作る過程でできる大豆の煮汁で作るものです。
それが毎週金曜日の夕方に出来上がって、次の日の朝お店に30~40個並ぶんですけど、早いときは30分で売り切れてしまうんです。町内の道の駅や近隣の市の直売所でも販売していますが、大体どこの店でも午前中にはなくなってしまうようで、非常に人気ですね。
2020年に続き2021年も新たにキッチン&カフェをオープン
2020年に直売所をオープンさせたながら太陽ファームですが、2021年1月初旬には長柄ダム湖畔に「太陽ファームキッチン」も開店させています。また、インタビューを行った1月末は、同所にて開店する「太陽ファームカフェ」の準備の真っ最中でした。
「今はとにかくカフェのオープンに向けて、目の前にあることをバタバタとこなしているような状況で。とにかく落ち着かない気持ちですね。」と大木さん。
そんな太陽ファームキッチン&カフェでは、「日本の食文化をつなげる」ことをコンセプトとしたメニューが展開されています。
キッチンでは「発酵」を満喫できるメニューが特徴となっています。
自家製の味噌や麹などを使ったおかずを選べる「長生き発酵プレート」や、長柄ダムにちなんだ「長柄ダムカレー」など、どれを食べるか本当に迷ってしまいそうです。
一方、カフェは日本茶をゆったりと楽しめる場所です。
急須で入れるお茶や茶筅で点てる抹茶、さらには日本茶ラテや日本茶レモネードなどのアレンジメニューまでそろっています。季節や気分に合わせて選ぶ楽しみがありそうです。
ながら太陽ファームをぐるっと楽しもう!
いかがでしたか?
一度では楽しみ切れないほど色々なお店や商品が展開されているからこそ、何度も訪れながら長柄町の四季を感じ、旬の味覚を味わえそうですね。
「ながらを読む(仮)」では、今後もながら太陽ファームの情報をお届けしていきますので、乞うご期待!
(取材:長柄町ブランドロゴ制作ワークショップ参加者)
※取材はオンラインで行われました
産直広場太陽
住所|〒297-0206 千葉県長生郡長柄町山根2010
TEL|0475-47-3711
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太陽ファームキッチン&カフェ
住所|〒297-0231 千葉県長生郡長柄町山之郷337-11
TEL|0475-35-1412
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